ハワイアンコア・ハイビスカスロゼッタ2019.04.18
見た目豪華なロゼッタをというリクエストで始めたハイビスカスロゼッタですが、ハワイアンコアに入れたのは今回が初めてかもしれません。いつもはスプルース・ハカランダモデルで入れるので、ハワイアンコアではまだ見慣れない感じ。今回はテナーウクレレでもあるので寸法も気持ち大きめのテナーサイズになっています。デザインもプロの方から有償で譲ってもらったものを使っています。
見た目豪華なロゼッタをというリクエストで始めたハイビスカスロゼッタですが、ハワイアンコアに入れたのは今回が初めてかもしれません。いつもはスプルース・ハカランダモデルで入れるので、ハワイアンコアではまだ見慣れない感じ。今回はテナーウクレレでもあるので寸法も気持ち大きめのテナーサイズになっています。デザインもプロの方から有償で譲ってもらったものを使っています。
ヘッドロゴは楽器の顔とは言うものの、ミニチュアウクレレは手のひらサイズなのでヘッドロゴは通常入れません、小さ過ぎるから。でも今回は入れて欲しいという事で、貝は無理でも彫刻なら何とか入れられました。同じフォントで通常はアバロン貝の薄いものを貼り付けますが、今回はレーザー彫刻機でfロゴを掘りました。まあこれが限界、でもいい感じです。
ウクレレ横板の打痕修復の修理です。打痕にも色々あり、塗膜のちょっとした凹みなら水研・バフ掛けで治る場合もあれば、今回のように木部まで達した打痕だと、どうしても再塗装が必要になります。今回の打痕は完全に判らなくはならないと思われましたが、結構いい感じで綺麗になりました。よく見れば判りますが、でもパッと見では全然分かりません。
最近はまたウクレレ製作のほうがてんてこ舞いでブログ更新がなかなか出来ませんが、今回は横板に開けるサウンドポートのお話です。といってもただ開けるだけなので、それほど特別なことはしていません。裏側に補強プレートは貼りますが、後はドリルで小さな穴をいくつか開けてからナイフで成形するだけ。毎回開けるなら冶具を作って機械で開けますが、基本的に私は開けないのでそこまではしていません。
ありそうでないウクレレ用のクラシカル・ロゼッタ。日本の業者さんで作ってもらえることは知っていますが、海外で作っている同業者がいたので何度か購入しています。自分で作れと言う話もありますが、色々なデザインも揃っているし他のパフリングと組み合わせると結構綺麗なので、最近はいつもこれ。ウクレレがクラシックギターのウクレレ教室に行くことも多いので、こういうのは喜ばれるみたいです。