ラッカー上塗り塗装終了2019.02.21
ようやくラッカーの上塗り塗装が終了したので、しばらく乾燥期間に入ります。この乾燥期間を利用して、しばしの休日と次の材料の用意等をするのですが、今回はテナーウクレレが急遽急ぎになってしまったので、少し早めに仕上げに入らなくてはいけません。冬場なので1週間程度乾かす必要がありますが、まあ騙し騙し何とか仕上げます。近頃は何故かテナーウクレレばかり売れるようで、今回もテナーを少しまとめて作りました。
ようやくラッカーの上塗り塗装が終了したので、しばらく乾燥期間に入ります。この乾燥期間を利用して、しばしの休日と次の材料の用意等をするのですが、今回はテナーウクレレが急遽急ぎになってしまったので、少し早めに仕上げに入らなくてはいけません。冬場なので1週間程度乾かす必要がありますが、まあ騙し騙し何とか仕上げます。近頃は何故かテナーウクレレばかり売れるようで、今回もテナーを少しまとめて作りました。
ヘッドロゴは楽器の顔という事で、F’s uke のヘッドロゴはアバロン貝の【f】ロゴマーク。0.2㎜程度の極薄の貝で業者さんにいつも作ってもらいます。今まではスポンジに挟んで来ていたので、保管しているうちに欠けたり割れたりといったことがしばしばでしたが、今回からセロハンに貼り付けられていて、これがまた秀逸で素晴らしい。保管も楽で貼り付けも楽という事無しです。
ああ、憂鬱な木地サンディング作業。今回も粉まみれになって日がな一日、ひたすら磨きます。嫌だ嫌だと言っていても誰も代わりに磨いてくれないので、やるしかありません。1日ではおそらく磨き終わらないので、何とか1日半で。あと塗装がらみの修理も何本かあるので、それも一緒に仕上げる予定。今回はカラーを吹かなくてはいけない修理もあったりして、急ぎつつ丁寧に手際よくやっていきます。
ハカランダの楽器にアロハツインを付けて欲しいと頼まれていたので、ボディをタイコにする前に貼り付けなくてはと、忘れないように忘れないようにとずーっと考えていたのに、見事に忘れてしまいました。固定していたジャッキを外した瞬間に思い出したものの後の祭りで。なので今回は後付けになってしまいました。まあ特に問題はないのですが、先付けのほうが取り付けが簡単なので、こういった場合はいつも先に取り付けてしまいます。
ブリッジ付近の右下へリクエスト通りにお名前を彫刻しました。指板やヘッド上部へ入れることが多い、こういった名入れですが今回は大胆にも表板へ。スプルースだとちょっと気になるデリケートな場所ですが、コアならまあ大丈夫でしょう。こういう場合、たくさんある無料フォントからお気に入りを選んでもらって彫刻することが多いですが、今回はご依頼主のデザイン(手書きかな?達筆!)。画像データだったので出来るかな?と思ったのですが、特に問題なく綺麗に入りました。