カマカ・パイナップル・ナットサドル交換2019.01.14
カマカ・パイナップルのUPTペグ交換とナット・サドル交換ですが、この個体がやって来た一番の理由は音がイマイチだという事で。確かにもう少しカラッと乾いた音がしたらいいのにという感じ。聞いてみるとオーナーの方も同じ感想のようで、最初オーバーホールで音が良くならないかというご相談でしたが、塗装は確かに音に影響するものの、このパイナップルは板の厚みや内部構造のような気もしますので、今回のオーバーホールは見送りになりました。
カマカ・パイナップルのUPTペグ交換とナット・サドル交換ですが、この個体がやって来た一番の理由は音がイマイチだという事で。確かにもう少しカラッと乾いた音がしたらいいのにという感じ。聞いてみるとオーナーの方も同じ感想のようで、最初オーバーホールで音が良くならないかというご相談でしたが、塗装は確かに音に影響するものの、このパイナップルは板の厚みや内部構造のような気もしますので、今回のオーバーホールは見送りになりました。
少しまとめてアフリカンマホガニーのウクレレネック作りを行いました。ヘッド部分を斜めに接ぐやり方はいつもの通り。最近はソプラノウクレレをよく作るので、ソリッドヘッド用とスロテッド用で厚みを変えて2種類作ります。本数が足りなく、急遽スロテッド用の厚いヘッドを薄く削ってという事も以前はありましたが、それも大変なので今回はソプラノ用にちょっと多すぎるくらいの本数を作ってみました。
去年末に仕上がったウクレレのうち、唯一年を越してしまっていた03コンサートウクレレ。ようやく無事に納品できましたので、年明け心機一転してウクレレ製作にかかります。このウクレレは一回り小さいスモール・コンサートウクレレ。ウクレレのボディ形状は型に依存するので、最初どうしようかと悩みましたが、まあ何てことない、ベニヤ板を同じ形に曲げて挟んだだけで一回り小さなボディが出来ました。次はテナーでもというお話も出ているので、またやることになるかもしれません。
明けましておめでとうございます。年明けすでに始動しています。去年やり残した雑用を少し片づけてから次の製作を本格的に始めます。それで遅れ遅れになっていた香港行きのテナーウクレレですが、色々諸事情がありまだ発送されていませんでした。それが年末ようやく送ることが出来、先方にも無事に届いたとまずは一安心の連絡が来ました。航空便は荷扱いが心配だったので、ハードケースに入れた上で何重にもクッションで保護して梱包しました。
装飾を一切排除し、使用コア材も素杢材でカーリーが全く出ていないテナーウクレレです。センターのサップはご愛敬、サウンドホールロゼッタもボディ外周のバインディングも全く無しのシンプルテナー、通常こういったモデルは作りませんが、今回頼まれて試しに作ってみました。ペグ持ち込みのスロテッドヘッド、やはり持ち込みのピックアップ以外は通常のテナーウクレレ、装飾排除で音重視という事になりました。