ボディ下部・部分塗装修理2018.10.02

 カマカパイナップル部分塗装修理 カマカパイナップ部分塗装修理

 

付属のエンドピンジャックが緩んでいたようで、ご自分で締め付けたところガリガリと傷を入れてしまったようです。カマカの高そうなソプラノ・パイナップルですし分からないように綺麗に治します。もし傷が浅く塗装だけで収まっていたなら水研・バフで治る場合もありますが、今回は傷の深さもそれなりで木部まで行っていたので、その部分だけ完全に一旦木地を出す必要があります。研磨して完全に傷を消してから部分塗装で仕上げました。

 

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チェリーマーチン・ソプラノ塗装修理2018.10.01

チェリーマーチンソプラノ修理

 

チェリー製マーチンソプラノの塗装塗替え修理です。ご自分で表板にスプレーされたようで、塗装がまだらになった状態でやって来ました。全体的に程度が良く深い傷もほとんどなかったので、このまだら状の塗膜だけ綺麗に除ければよかったのですが、やはりそれは中々難しくて結局表板の塗装を剥離することに。下塗り後、表板のみ着色、横裏となるべく違和感ないように色合わせして最後に艶消しを全体に吹きつけました。

 

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カマカ・ナット再々製作修理2018.09.28

カマカ・ナット再製作修理

 

以前ご依頼頂いたカマカのナット・サドル交換修理、ハイフレット付近で弦落ちするという事で再度送ってもらい、もう一度作り直しました。カマカは弦間隔が広く1弦がより外側に来るので、確かに弦落ちしやすいかもしれません。でよく見るとブリッジが若干右寄りに付いていて、根本的にはこれが原因みたいですが、ここを治すと大修理になってしまうので、ブリッジはいじらずナット側で調整します。

 

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F’s uke ネームプレート(非売品)2018.09.25

ハワイアンコア製 F's uke ネームプレート

 

頼まれたのでF’s uke のネームプレートをハワイアンコアの端材を使って作ってみました。非売品です。もちろんレーザー彫刻機を使って、なければ頼まれても作れませんが、彫刻機があるおかげでこんなのも作れます。結構綺麗なハワイアンコアのカーリー材を使って、以前コアのウクレレセットを買った時におまけて付けてもらったもの。天神材としても使えないくらいの短い端材があったので、それを有効活用してみました。

 

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ウクレレ・エボニーブリッジ接着2018.09.22

ウクレレ・エボニー接着

 

エボニーブリッジは通常、塗装面を磨き上げた後接着しますが、後付けブリッジで一番のメリットはブリッジ周りの磨きが楽なこと。ブリッジが先に付いていると当然、ブリッジ周りはバフが当たり難いし綺麗に磨くのが困難で、その点後付けだと邪魔なブリッジがないのでバフが綺麗に当たります。で今回はエボニーブリッジが多かったので、ブリッジ付近のみ先にバフを掛けてから先に接着してしまいました。

 

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