ペグヘッズ・ウクレレ用糸巻き2019.03.04
チューニングが狂ってしまうのでペグ交換修理としてやって来ましたが、実際どこが壊れているのだろう?とちょっと色々いじってみます。付いているペグは Pegheds という元々はヴァイオリン属用のギアペグとして開発されたようで、形状は確かにそれっぽい。このペグは木部にじかに接着されているので、接着が外れかかってるのかな?とも思ったのですが、どうやら接着はがっちりと問題なさそうです。
チューニングが狂ってしまうのでペグ交換修理としてやって来ましたが、実際どこが壊れているのだろう?とちょっと色々いじってみます。付いているペグは Pegheds という元々はヴァイオリン属用のギアペグとして開発されたようで、形状は確かにそれっぽい。このペグは木部にじかに接着されているので、接着が外れかかってるのかな?とも思ったのですが、どうやら接着はがっちりと問題なさそうです。
今も何本か注文頂いているウクレレの先生からのご依頼、昔に買って頂いたご本人のコンサートです。肩の部分が思いっきり抉れてしまっていてすでに修復不可能なのは知っていましたが、今回表板が割れてしまったようでこれを機会に表板自体を交換という事になりました。割れ部分は開いてしまっていて自然に割れた感じですが、角にぶつけ傷もあり割れた原因は良く分かりません、とにかく治します。
作っている人間が言うのも何ですが、こんな小さなウクレレ良く弾けるもんだと思いつつ、ご依頼があったのでまた1台作ります。オールコアのミニチュアウクレレ、何だかんだでもう10台以上作ったかな?少しでも弾けるようにと指板幅や弦幅を拡げたりしましたが、それでもやはり小さすぎ。演奏動画を何人かの方が公開してくれていますが、器用に弾かれていていつも感心してしまいます。
ようやくラッカーの上塗り塗装が終了したので、しばらく乾燥期間に入ります。この乾燥期間を利用して、しばしの休日と次の材料の用意等をするのですが、今回はテナーウクレレが急遽急ぎになってしまったので、少し早めに仕上げに入らなくてはいけません。冬場なので1週間程度乾かす必要がありますが、まあ騙し騙し何とか仕上げます。近頃は何故かテナーウクレレばかり売れるようで、今回もテナーを少しまとめて作りました。
ヘッドロゴは楽器の顔という事で、F’s uke のヘッドロゴはアバロン貝の【f】ロゴマーク。0.2㎜程度の極薄の貝で業者さんにいつも作ってもらいます。今まではスポンジに挟んで来ていたので、保管しているうちに欠けたり割れたりといったことがしばしばでしたが、今回からセロハンに貼り付けられていて、これがまた秀逸で素晴らしい。保管も楽で貼り付けも楽という事無しです。