カーリー・スポルテッド・マンゴー・ウッド2018.06.11
次回にスポルテッドマンゴー材を使う予定なので、今回まとめて製作したついでに一緒にスライスして接ぎ厚み出しまで行いました。いつもカーリーマンゴー材ばかりでスポルテッド材は使わないので、さてどんな仕上がりになるか、スポルテッドとはいってもカーリー材でもあるので塗装をすれば綺麗にいきそうな予感。所々の虫食いはまあご愛敬かな、スポルテッドなのでそれほど目立たないでしょう。
次回にスポルテッドマンゴー材を使う予定なので、今回まとめて製作したついでに一緒にスライスして接ぎ厚み出しまで行いました。いつもカーリーマンゴー材ばかりでスポルテッド材は使わないので、さてどんな仕上がりになるか、スポルテッドとはいってもカーリー材でもあるので塗装をすれば綺麗にいきそうな予感。所々の虫食いはまあご愛敬かな、スポルテッドなのでそれほど目立たないでしょう。
ハワイアンコアのウクレレ用セットが届きました。表用のカーリーコア材は基本柾目材で木目も真っすぐ、前面にカーリー杢が入って文句なしですが、裏横材はちょっとイマイチ、ミディアムカール・ライトカールのはずがほとんどノーカール?木目は真っすぐでいい材ですがもう少し杢が欲しい…という事で追加で再度送ってもらうことに。返品する?と聞かれましたが、送り返すのも面倒だし安いモデルで使うからいいよと。業者もいい材が中々手に入らないらしく苦労しているのは知っているので許してあげました。
ブリッジ浮きの接着修理になります。本来なら一旦剥がしての再接着が理想ですが、今回は簡単に治らないかということで、そのまま隙間にボンドを入れて接着することになりました。ですがクランプで圧着してもびくともせず隙間が閉じません。もしやと思い中を覗いてみると、案の定ネジ止めされている模様。これはちょっと簡単には治らない修理になってしまいました。
最近良く来る中西ウクレレ、今回は裏板の割れ修理になります。乾燥による割れのようで開いてしまっているため埋木が必要、板目材なのでどうしても割れやすいですが、なるべく色合わせをして埋木をします。表の割れなら補強パッチを圧着して接着出来ますが、今回は裏板なので押さえが出来ません。のでエポキシ系接着材で固めるように補強パッチを貼り付けました。
昔のウクレレはローコードのみの伴奏演奏がメインでしたので、あまりオクターブ調整という事はされていませんでした。ので当然弦長補正やピッチ調整等は行われず、オクターブが狂っていても問題にはならなかったようですが、最近では演奏スタイルの幅が広がり、プレーヤーの要求も上がってきているので、そうも言っていられません。カマカでも最近ではキチンと弦長補正やピッチ調整は行われているようです。今回は元々付いていた人工象牙からオイル漬けのビンテージ骨でのナット・サドル作り変え修理でした。